~京都祇園の町家BARから、ささやかながらの 『ことりーふ』 ~
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刻みし白川の流れ
こんばんは! bar 祇園359のAsanoです!

いつも通っている白川沿いの道、先日ふと目に留まった

ものがありました。

DSCN1114_convert_20100606010239.jpg

ここに書かれているのは

「かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも

枕のしたを 水のながるる」



俗称ですが、「かにかくにの碑」と呼ばれ、

芸妓さんや舞妓さんの中では知らない方はいないほど

祇園では有名な歌だそうです。

言われてみれば、お店の名前やお祭りなどに

この「かにかくに」という言葉がついていたりしますが、

実はこの歌からきてたんですね!


「かにかくに」というのは、「とにもかくにも」という意味で

全体を通して

「とにもかくにも祇園が恋しい。眠りにつくときでも

枕の下を白川の水の流れる音がする」

といったニュアンスになるのでしょう。

この作者は吉井 勇という方なのですが、

この方、よっぽど祇園がお好きだったんですね!


この白川沿いの石畳の道は昭和20年頃まではなく、

そこにはお茶屋さんが立ち並んでいたそうです。

その中に 『 祇園白川に「大友」あり 』

と言われるぐらい有名なお茶屋さんがあり、

当時、この「大友」には夏目漱石や谷崎潤一郎など

多くの著名な作家や歌人、画家が訪れていました。

吉井勇という方もその中のひとり。

この歌碑は昭和30年、彼の古希の祝いにその「大友」の
                 
あった場所に谷崎潤一郎ら数名によって建立されました。 
 
※古希…数え年で70歳


こうやって改めて思うのは、京都というのは

ちょっと目を凝らせば、ほんと街のあちこちに

歴史の足跡を辿ることのできるものがありますね。

皆さんも祇園白川にお越しの際は、この石畳を歩きながら

文人たちの粋を感じてみてはいかがでしょうか。

白川の流れの音もどこか風流なものに聞こえるかもしれません。


とまぁ、偉そうなことを言いながら、私自身まだまだ若輩者です!

ただ、いつの日か

『 祇園にbar 祇園359あり!』

そう語られるときが来るような

そんなお店を目指し、日々を精一杯頑張ろう!

そう想う今日この頃です(^^)





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2010-06-05 Sat 21:52
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